はじめに
40歳になると、毎月の給料から介護保険料を徴収され始め、自分が中年になったことを自覚すると同時に老後不安が芽生え、真剣にお金について考え始めるタイミングです。
老後のお金の不安解消のために株式投資に興味を持ち始めてから、私が投資未経験の頃に読んで、本格的に“投資”を始めるキッカケとなった本を4冊、読んだ順にご紹介します。
投資に関する知識を身につけるために良書を選ぶことは非常に重要です。それぞれ異なる観点から投資について学ぶことができるので、ぜひ参考にしてください!
『本当の自由を手に入れるお金の大学』 著:両@リベ大学長
「投資はギャンブル、投資は怖いもの」と思っていた私の人生において投資と無縁でした。お金に関する知識が全くない私がはじめて書店で購入した本です。完全に表紙で選びましたが、実はかなりの良書で、今でも時々読み返しています。
お金にまつわる5つの力。【貯める力】【稼ぐ力】【増やす力】【守る力”】【使う力】について、基本的な知識と実践的なアドバイスを提供する本です。
この本ではお金の管理方法、投資の基礎、節約術、そして経済的自由を手に入れるための具体的なステップを紹介しています。わかりやすい言葉で書かれており、初心者でも理解しやすい内容となっています。この本を読むことで、お金に対する正しい考え方を学び、実生活に役立つ知識を得ることができます。
『貯金すらまともにできていませんが この先ずっとお金に困らない方法を教えてください! 』 著:大河内 薫
投資初心者に文字ばかりのビジネス書はまだまだ理解するのが難しい。ギャグ色強めのマンガで楽しく積立投資(つみたてNISAとiDeCo)について学びました。この本を読み終えた時期に証券口座を開設しました。
税理士である著者の大河内薫氏による専門的な解説を、コミカルなマンガ形式で非常にわかりやすく描かれています。投資初心者向けに配慮された内容ですが、投資の基本から実践まで網羅しています。
『ほったらかし投資』 著:山﨑 元
1冊目にご紹介した両学長が、積立投資なら必読書と言われていたので素直に読んだ本です。色々な投資に手を出さずに淡々と低コストの投資信託を積み立てる投資戦略が腹落ちしました。この本を読み終えた時期に、つみたてNISA(旧NISA)とiDeCoへの投資を始めました。
の主なメッセージは、「複雑な投資戦略や市場のタイミングを狙うことなく、低コストのインデックスファンドに投資して、ほったらかしにする」というものです。山﨑元さんは、投資の基本的な考え方を丁寧に解説し、リスクとリターンのバランスを取るための具体的なアドバイスを提供しています。この本を読むことで、投資の基本を理解し、長期的な視点で安定した運用を目指すことができます。
『敗者のゲーム』 著:チャールズ・エリス
積立投資を続け投資額が大きくなるにつれて、どうしても暴落に対する恐怖心が出てきます。現実で暴落があった時に慌てて狼狽売りしないための握力を強くするために読みました。
「稲妻が輝く瞬間」有名な言葉を生んだ名書です。
投資の世界での成功は、実は「敗者のゲーム」として捉えることが重要だと説くのが、チャールズ・エリスの『敗者のゲーム』です。エリスは、株式市場での長期的な成功は短期的なトレードやマーケットのタイミングを狙うのではなく、堅実な投資戦略に基づくものであると強調しています。この本は、投資の基本原則を理解し、自己管理を徹底するための良いガイドとなります。
まとめ
投資初心者におすすめの本として、以下の4冊を紹介しました。
- 『本当の自由を手に入れるお金の大学』 著:両@リベ大学長
- 『貯金すらまともにできていませんが この先ずっとお金に困らない方法を教えてください! 』 著:大河内 薫
- 『ほったらかし投資』 著:山﨑 元
- 『敗者のゲーム』 著:チャールズ・エリス
初心者の時期にこれらの本を読んだことで、投資の基本的な考え方や戦略を正しく理解でき、今でも積立投資をコツコツと継続できています。
投資は自己責任で損失リスクが伴います。
まずはしっかりと正しい知識を身につけ、自分に合った投資スタイルを見つけることが重要です。これら紹介した本がアナタの投資家デビューのキッカケとなれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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